ほぞ組とは、凸部と凹部を作り、噛み合わせることで木を繋ぐ工法です。
※工房アレン'sでは基本的にほぞ組を用いて家具を作りますが、一部に釘を使うこともあります。
ほぞ組がいい理由
無垢の木は温度、湿度により伸縮します。そのため、釘を打って固定すると、ひびや反り返りの原因になります。
木同士をつなぐほぞ組は、伸縮によって生じる力を上手に逃がし、木に負担をかけません。
基本的に国産の天然無垢材を推奨しています。
※外国産の天然無垢材も使用しています。
天然無垢材がいい理由
現在流通している家具の多くは、合板を用いて作られています。
合板は、伸縮や反り返りを防ぐ目的で作られますが、接着剤による貼り合わせなど、化学的な加工処理を必要とします。 そのため、製造、使用、廃棄に至るまで、人体や環境に負荷をかけます。
無垢材は合板のように科学的な処理をしていませんので、化学物質を含まず、人体や環境に負荷をかけません。 さらに、調湿効果や、香りによるリラックス効果が期待できます。
基本的に天然のオイルで仕上げをしています。
天然オイル仕上げがいい理由
木材の表面を化学的な塗装で覆えば、木が呼吸を止め、反りかえりを防ぎます。また、つるつるにすれば、手入れが楽です。
ですが、呼吸によって生じる香りを味わうことも、木の暖かな手触りを楽しむこともできませんし、使用中に化学物質を放出する可能性があり、燃やす時に有毒なガスを発して環境に負荷がかかります。 また、個人では補修が難しいため、壊れたら買い替えるしかない場合もあります。
木の呼吸を妨げない天然オイル仕上げなら、木の特長を十分に活かし、適切な手入れによって長く使い続けることができます。
基本的にオーダーメイドで家具を作っています。
オーダーメイドがいい理由
家具は本来、使用者の生活に寄り添うものですが、現在は、大量生産品の家具に生活を合わせるという逆の図式ができあがっています。 工房アレン'sでは、あなたのための家具が、あなたらしい生活とともに在るよう、家具を作ります。
家の柱などの古材や、古い家具などの木製品も活用して、家具としての命を吹き込みます。
リユース、リフォーム、リサイクルがいい理由
古民家を解体した際に出る古材は、乾燥状態がよく、歪みが少なく、木目に味わいのある上質な素材です。
100年使える家具に生まれ変わらせて、お客様にお届けします。
また、古い家具や、家のリフォームも承ります。